日本の教育と勉強の歴史 

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大正時代の一般庶民の家庭の娘の教育

大正時代、尋常小学校の教育を終えると、良家の女子は女学校へ進学し勉強を続けましたが、一般家庭や貧しい家庭の女子の多くは、商家や裕福な家に奉公に出ました。奉公に出た先で掃除、選択のしかたから、行儀作法など勉強するという風潮がありました。いわゆる行儀見習いとして入るわけですが、過酷な働き方だけをさせられる例も多くありました。20年ほど前に話題になったNHKの朝ドラの「おしん」にちかい奉公生活を送った人も少なくないことでしょう。
貧富の差がまだまだ激しかった大正時代ですので、尋常小学校さえまともに通えず他家へ子守などの労働に出される子供も多く、農村ではさらに多かった現状があります。農村部では貧しい農家が多く、冷夏や災害で農作物が取れなかったり食べる物にも困る状況の中では、とても教育などと考えている余裕がありませんでした。
奉公先の商家の女将さんによっては、読み書きの出来ない子供に、かまどの灰を平らにしそこで字を書いて教えたり、厳しく家事や行儀作法を教えてくれた人もいたそうです。奉公先の商家などでの生活から、家事全般を教えられ身に付けましたし、行儀見習いとしての奉公は「教育」としての大きな意味がありました。奉公に出される子供の中には、食べる物にも困る貧乏な家での「口減らし(くちべらし)」として出される子供もいました。


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