日本の教育と勉強の歴史 

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時代と共に移り変わる教育への意識と勉強

どうして教育が必要かに関して強烈に残っている言葉があります。「教育とは、人が人として残酷なことをしても、残酷なことをされてもわからない不幸をなくすため」というものですが、人を人として幸せにする、まさしくこれが教育の本髄ではないでしょうか。
教育は時代と共に価値観が変わっています。戦国時代、家を保つために、生き残るためには知恵が必要でした。昨年話題になった大河ドラマでも、直井兼次の知恵で数々のお家の危機を救っています。知恵や賢さは、文字通り生きるか死ぬかを左右するのが昔でした。そのための、学問勉強は真剣そのものでした。
ところが今の時代はというと、勉強とはいい大学へ行きいい会社へ入り出世するためという考えが主流です。幼稚園時代から親が必死になり「お受験」なる言葉で振り回され、教育や勉強の本来の目的、意味から大きく外れているのが現実です。いい高校、いい大学へ入るため、いわば見栄や虚栄を満たすためのテスト勉強と化しています。テストの点に親が一喜一憂していている姿からは、とても人間としての資質を育てるための学問、勉強には見えません。
たしかに現代は多くの知識を必要としていますが、平安時代の女性のように、万葉集の素読だけでそれなりの知識と素養を身に付けた過去の歴史もあります。今ここにきて、世界的不況で経済のあり方が変わり、それに伴って多くの人の幸せに対する価値観も変わってきています。人間性を身に付けるための教育が見直され始めていますので期待したいところです。


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